今日、静岡県の100歳以上の人が2663人と発表されました。驚くべき数字ですよね。県内だけでこの人数。
日本人の平均寿命もどんどん上がっていますよね。女性はもちろん男性も80歳を超えています。では、健康に問題のない人はどのくらいいるのでしょうか?
今現在、男性の平均寿命は81.4歳で健康寿命は72.1歳ということで9.3歳の差があり、女性の平均寿命は87.2歳で健康寿命は74.4歳ということで12.8歳の差があるというデータが出ています。いくら寿命が増えても寝たきりや介護状態になってしまってはお金の問題などいろいろとでてきてしまいます。男性は約9年間、女性は約13年間という期間、体に問題がある日々を過ごす計算です。
では、要介護になってしまった場合、どのくらい費用がかかるのでしょうか?いちばん費用がかからない在宅介護の場合でこのようになっています。初期費用で住宅改造や介護ベッドなどが約70万円、あとは平均月額7~8万円かかると言われています。仮に10年間、在宅介護を続けると1000万円近くかかってしまう計算になります。
また、有料老人ホームを利用すると、入居一時金が数十万円~数百万円かかる場合が多く、月額料金は平均20~25万円かかるそうです。そうすると10年間で2500万円くらいかかる計算になります。
あとは、いちばん人気がある特別養護老人ホームの場合、入居金は無く月額7~15万円程度かかるそうです。10年間だと1200万円になる計算になります。
このように、寿命は伸びても不健康になってしまうといろんな問題がでてきてしまいます。いかに若い時から健康に気を付けないといけないかを考える時代に突入しました。行き当たりばったりで過ごしていては老後が大変になってしまいます。若い時からの体への投資が将来の健康寿命に繋がっていきます。
今、介護になってしまった人でも以前は健康だったはずです。はじめは「このくらいの痛みならそのうち良くなるら」と思っていたと思います。もしかしてそれが始まりだったかもしれません…