痛みの原因

痛みの原因は必ずあります。ただ、本人は普通に生活しているだけなので何が悪いのか気付いていない場合が多々あります。病院では、「軟骨がすり減っている」「年だから」「成長痛」「更年期によるホルモンバランス」「原因がわからないから心療内科へ行ってください」「筋力が足りない」などと言われると思います。

当院に来院されるお客様は、このように言われたことを思い込んで来られますが、実際に施術するとこれらの事と関係ないことが多いです。施術後に痛みが改善するということは、年齢のせいでもないし、軟骨のせいでもないし、ホルモンのせいでもないし、メンタルの問題でもないということです。ごくまれにこれらの原因で痛みが発生している方がいらっしゃいますが、非常に少ないです。

原因を見誤ってしまうと、「軟骨を増やすと宣伝しているサプリメントを何カ月も飲み続ける」「メンタルは悪くないのに心療内科に通うようになる」「ジムに通って筋力トレーニングを始める」「成長痛と思い込んで、何年もスポーツを我慢する」「年齢によるものだと思いあきらめる」「痛み止めを飲み続けたりやシップを貼り続ける」「仕事を変える」ということに陥ってしまいます。

まずあなたが知らなければいけないのは、本当の原因なのです。原因さえわかれば、「日常生活で何を気を付けなければならないか」とか「何をしなければいけないのか」がわかるようになります。原因を間違えると、本人は良いと思って頑張っていることでも実は逆のことをしていたということになりかねないんですね。