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今現在、年金受給年齢が65歳からになっていますが、あなたは65歳まで元気に働ける自信がありますか?将来的には70歳まで引き上げられるという噂もあります。その中で70歳まで働かなきゃいけない人は多くでてくるものと思われます。

どうしたら70歳まで元気に働けるのかというと、いかに若い時から健康に投資できるかにかかってきます。痛みをこらえて行き当たりばったりで生活していたらとても10年先20年先は働くのが苦痛になっていくと推測されます。たとえ無理して頑張って65歳まで働けたとしても体がボロボロではその後の治療費や介護費用などで今まで頑張って稼いできたお金が飛んで行ってしまいます。

当院に来院されるお客様でも「これからも通院したいのだけど年金生活なのでこれ以上通えない」と言われる方も少なからずいらっしゃいます。こうなってしまうと負のスパイラルに入ってしまいます。「お金がないから痛みを我慢する」→「だんだん動けなくなる」→「介護になる」こんな感じで最終的には家族が介護費用を払い続けるという流れになってしまいます。

90歳でも元気な人はいっぱいいますし、40歳でもボロボロの人もいます。適度な運動と睡眠・食事など体を大事に扱っていくと当然長持ちします。体に違和感があったら我慢せず、治療院でお手入れをして大崩れしないように自分の体を守っていくことが大切です。車と同じでたくさん走ってもオイル交換をせずに乗り続ければ早く故障しますよね。貯金がある程度あっても毎月介護費用や治療費で何十万と出費していくのと、貯金が多少少なくても元気で好きな趣味もできて場合によっては70歳以上まで働けられるのと比べてみてください。

虫歯に例えるといちばん分かりやすいかと思います。毎日歯磨きを3回する人と1回しかしない人だと虫歯になる確率が変わってくるということです。歯が黒くなり始めてるのに放っておけば虫歯は広がるばかりです。

将来の出費をいかに減らせるかは、現在の健康への取り組み次第で大きく左右されると思ってください。ちょっとした体の違和感にもアンテナを張って気を付けた方が無難です。違和感がでるというのは身体からの信号なんですね。何かしら体に負担がかかっているからなるんです。「筋肉の張り」から「痛みやシビレ」に変わっていくことはよくあります。「もう少し痛くなったら考えよう」とか思わない方がいいです。早ければ早いほど治りやすいです。

長く働き続けて、将来の出費を少なくするには「今」をどう過ごすかが重要です。あなたの身体は大丈夫ですか?